日本人はやはり空気読み過ぎなのか?ドイツ人との比較記事が興味深い

2019-05-07        |  

 

 今日は、次の記事について。

日本人が驚くドイツ人の「空気を読まない」気質

 この記事の副題には、「忖度」なんてあり得ない徹底した個人主義とまで書かれていて、

左・吹き出し
セイル

う~ん、そうなのかぁ、そこまでドイツ人って、そんなに徹底した人達なのかね?

などと思ってしまいます。

 

★奥多摩橋を真下から見たところ(東京都青梅市)
奥多摩橋

 

 まぁ、私は海外の事情には疎いので、記事の真偽の判断はできませんが、そこで述べられている比較論は興味深い。

他人に対してきめの細かいサービスを行うには、他人の感情に配慮すること、空気を読むことが不可欠だ。「自分が客だったら、こういう状況のときに何を求めるだろうか、どう感じるだろうか」とつねに先回りして考えなくては、よいサービスはできない。

だが、大半のドイツ人のモットーは個人主義、自分中心主義だ。集団の和を重んじる社会ではない。このため、忖度したり空気を読んだりすることが苦手だ。

 海外に行ったことがなくとも、「空気を読む」という日本人の気質が異常なレベルにあることは、日本で雇用労働していれば大体想像つきます。

 特に、上の引用で本質を突いていると思うのは「先回りして考える」という部分です。

 日本の製品やサービスが高品質なのは、顧客のニーズなどを先回りして考えるから。

 でも、先回りも度が過ぎると、いつしか「過剰」になる。

 先回りの方向性が誤っていても「過剰」になる。

 その結果、無駄に高機能化してかえって使にくい電化製品とか、無駄に丁寧な(しかし心のこもっていない)店員の挨拶など、「誰もそんなもの求めてねーよ!」的な商品、サービスが生ずることになるのです。

 

 

 職場内の話も同様。

 例えば、有給を取りづらいのも、付き合い残業をしてしまうのも、大元をたどれば、「私だけ有給を取ってしまったら」「私だけ定時に帰ってしまったら」という先回り思考の産物ではないでしょうか。

 このようにして、何でもかんでも先回りすると、ポイントを突いて仕事をすることができにくいので、労働が「過剰」になる。ポイントを突いてないから売上は伸びない。結局、「日本は労働生産性が低い」などと言われることになります。

 この「過剰」を生み出している先回り思考、これが「空気を読む」ということの正体なのかな、と思います。

 ドイツ人がどこまで空気を読まない人達なのかは知らないけれど、日本が、「空気を読むのを控えめにする社会」に移行していったら、少しは楽になるような気がします。でも、「空気を読む気質」自体が、そのような社会に移行することを強力に阻む要因になるのは間違いないので、まぁ無理だろうなぁ。

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