いつか早期リタイアを可能にする人生戦略…の一例

 

 私が早期リタイアを決断したのは44歳の誕生日を迎えてから半年くらい経ったころ。あと250日足らずで退職日を迎えるつもりですが、この間に行った「リタイア戦略」って、具体的に何があるかな、と考えてみました。

 「退職する旨をいつ上司に告げるか」等の手続き論は除くと、大きくは次の2点しかありませんでした。

 ただ、この2つの戦略って、ある日思いついて急に出来るものでは到底なく、それ以前から私が行ってきた人生の選択が、たまたま早期リタイア向きだったために、実行可能だったのだと思います。

 私の場合は「たまたま」でしたが、若い頃から戦略的に行動していれば、気が付いたら40代後半くらいにはリタイアできるようになっているケースも多いのではないかと。

 今回は、そのような「早期リタイアに適した戦略的行動」について、書いてみることにしましょう。

 

★この小学校はもう無いが看板だけは綺麗に残されていた(山梨県上野原市
棡原小学校の看板

職場は東京都心を避け、郊外・地方を選択

 このネタだけで何本も書けてしまいそうな感じなので、ここでは簡単に。

地方・郊外は通勤が楽、貯金もできる

 日本には、何かと「東京都心部最高!」みたいな人が一定数いて、その人達の声がやたらとでかいため、地方や郊外に就職するなど以ての外、みたいに言われがちです。

 しかし、早期リタイアするという逆張り戦略を将来の選択肢に入れる場合、彼らの言うことを真に受ける必要はありません。私の場合、通勤先は常に郊外・地方でしたが、今思い返してみると、このことは本当に助かっています。

 東京都心は日本の中でも極端に住宅環境・通勤環境の悪いところです。しかし、郊外・地方に職場があれば、通勤に便利なところに、安くて便利な住宅を構えることができます

 言い換えれば、「通勤を楽にするために多額の住宅費用を計上する」という選択をとらなくて済むということです。

 このことで、どれだけ通勤の苦労から解放され、充分な貯金が可能になったか知れません。

 また、そのような「安くて便利な住宅」というのは、リタイア後の住居としてもピッタリ。会社を辞めた後も、その地域・住宅に住み続ければよいのですから無駄がありません。

 

 なお、念のためですが、ここで言う郊外・地方とは、それなりに人口のいる郊外都市・中核都市・政令指定都市などのことです。

 たまに、仕事も無い・お店も無いような田舎の話を持ってきて、

左・吹き出し

だから郊外(地方)なんかダメなんだ

と言いたげな文章を見かけますが、東京都心と田舎しか見えないなんて、視野狭窄だなぁと思います。

東京都心にもメリットあり、ただ早期リタイア向きではない

 もちろん、東京都心に職場があるメリットはあります。

 何と言っても日本の中心で人が集まりますから、本社勤務で自己研鑽するとかキャリアアップするのには適しているでしょうし、仕事帰りの寄り道の選択肢も圧倒的に豊富です。

 そういうメリットを存分に享受したい方は東京都心で良いと思いますが、あまり早期リタイア向きの選択ではないですよね。

収入が増えても生活コストを上げない

 「人生戦略」と言えるかは疑問ですが、私は、若い頃から今に至るまで、収入が増加しても、生活コストを上げることはしませんでした。

 特に、結婚前までは、新入社員の頃と同じような生活をしていました。給料は漸増していたのでしょうが、あまり給与明細を見なかったためか、その実感が湧かず、「収入の増加に合わせて生活レベルを上げよう」なんて、発想すら湧かなかったのです。

 一方、結婚後は二馬力になったのですが、支出は外食と旅行が多少増えたくらい。家族として仲良くやっていくための支出なのでこれらは必要経費ですが、それすらも、二人で生活することにより、一人あたりの生活費は下がっているので、帳消しになっている状態です。

 

 ただ、若い頃はお金の使い方に無駄はありましたね。お金の使い方が下手だったため、生活レベルが低くても支出は大きかったのですが、それを改めたら貯金が増え始めた、という話は、次の回を参照。
 ⇒30歳貯金100万台から50歳で完全リタイアへ

結婚について

 前項で結婚の話が出てきたので、少しだけ。

 早期リタイアと結婚について、過去、当ブログでもたまに触れてきましたが、このテーマについて、決定的な結論を出すのはなかなか難しいと思います。

 一つ言えるのは、男性が早期リタイアを目指す場合、結婚で失敗をしてはならない、という点です。

 経済的に夫にベッタリの専業主婦タイプを妻にした場合、彼女を養うために仕事は辞められないでしょう。逆に、極端なキャリアウーマンタイプについても、生活全般が、彼女の仕事に支配され、高コスト構造となって貯金もままならない、というケースもありそうです。

 私の場合は、前項の通り、堅実な生活が可能な相手を妻と出来て幸いでした。特に早期リタイアを意識していた訳ではないので、これもたまたまです。

 そもそも結婚しないという選択もあるでしょうが、もし結婚する場合は、相手の金銭感覚や仕事感に違和感を感じないことは、条件とすべきでしょうね。

おわりに

 以上、職場・生活・結婚の3つのテーマについて、たまたま私が行った選択や行動が、早期リタイアするのに都合が良かった、という話でした。どのテーマも最終的にはリタイア資金の問題に帰結します。

 30代前半までにはリタイアしたいという、超早期指向の方には役立つ内容ではありませんが、もう少し緩やかに、

今すぐリタイアを考えているのではないが、ある程度の年齢になったら自由になりたい。

という方には参考になるかもしれません。

本稿はあくまで一例として捉えて下さい。

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