アラフィフ(50歳前後)で早期リタイアするメリット

 

 私がリタイア年齢として設定しているのは50歳ちょうど。

 会社員があまり性に合ってない私としては、もう少し早くリタイアを思いつき、実行できたら理想的だったかもしれません。しかし一方で、ここまで仕事を続けてきたことによるメリットというのも存在し、この年代でのリタイアも悪くないものだ、とも思っています。

 今回はそのことについて書きます。以前の投稿の続編と思って頂いても結構です。
  ⇒早期リタイアとは、何歳ぐらいまでのリタイアを指すのか?50歳では遅いのか?

 

★青梅線川井駅の駅名標がリニューアル(東京都西多摩郡奥多摩町
★青梅線川井駅の駅名標

 

資金面での余裕、完全リタイアも

 言うまでもありませんが、リタイアは遅らせれば遅らせるほど、資金面での余裕ができます。これまでも色々と書いてきたので、多くは述べませんが、若くしてリタイアした場合より、次の点で有利です。

 例えば、一年長く働いただけでも、これらの合わせ技により、かなり違ってきます。投資額が限定的な私であっても、完全リタイアを目指せるのは、この合わせ技の効果が大きいからです。
  ⇒散々迷った末、セミリタイアでなく「完全リタイア」を選択した

 

左・吹き出し
セイル

でも稼いだ分、使ってしまったら意味無いからね。

人生の重大イベントの「最終的な取捨選択」が済んでいる

 人生の折り返し点「40代」について考えるにも書きましたが、40代までに「人生の重大イベント」の方向性が概ね確定する人が多いでしょう。

 「人生の重大イベント」とは何か? その例を上記の記事から再掲します。

  • 結婚をする・しない
  • 子供を持つ・持たない
  • 会社での出世競争の勝敗
  • 今の仕事を続けるのか、転職するのか
  • 住宅ローンを組むのか組まないのか

 他にも色々あると思いますが、それらのイベントを全て完璧な形で実現できる人は一握りでしょう。

 しかし、リタイア前にどれを実現し、どれを諦める」という最終的な取捨選択を行い、実現したいイベントは実現しておく、少なくとも方向性だけでも定めておきたいものです。というのも、無職ではこれらのイベントをこなしていくのに相当不利であり、あとから実現しようと思ってもなかなか困難だからです。

 そして、あまり若くしてリタイアすると、人生経験がそれほど無いうちに、上記の最終的な取捨選択を行うことになります。就労期間が短いため、時間的にも資金的にも限られており、「多くを諦める」という形での取捨選択にならざるを得ません。

 (セミ)リタイアしたあと、彼女が欲しいとか結婚したい、とかいうブログを見かけることがありますが、後の祭りに近い状況です。

 一方、50歳前後までリタイアを引っ張った場合、イベントをこなすだけの時間も資金も恵まれており、やれることはやった上での取捨選択となります。逆に言えば、ここまでやって実現できないことは、定年まで働いても実現できない可能性は高い。だから、心残り無くリタイアを決断することが出来ます

  • 人によっては、「型通りのイベント」に興味の無い方はいるでしょうし、そのような方には無意味な話ととられるかもしれません。

ある程度将来が見通せ、リタイア後の人生設計が立てやすい

 前項は、「リタイア前」の話になりますが、本項は「リタイア後」の話(ただ関連はある)。

 50歳という年齢は、還暦まで10年、年金開始まで15年。先が見通せないほどの未来ではありません

 というのも、前項で述べた通り、人生イベントの取捨選択は済んでいるため、今後発生するイベントと言えば「病気」「死」くらい年金制度も15年で劇的に変わる可能性は低い(受給額が漸減する可能性はありますが)。だからリタイア後の人生設計が立てやすい。

 そのため、例えば、60歳定年の人が50歳での早期リタイアを検討する場合、60歳まで働いていれば得られたであろう「今後10年分の給与」「年金の増加額」を計算して、その分のお金が無くとも暮らしていけるかを計算すれば、それで概ね事足ります。

 逆に、老後まで20年・30年を残してのリタイアだと、なかなか将来の見通しも立てづらいし、人生の取捨選択を済ませていたとしても、どんな心境の変化があるか分かりません。

おわりに

 まぁ色々と書きましたが、本稿は、若くしてのリタイアを否定しているものではありません(それを実現している人は尊敬します)。

 ただ、リタイアをアラフィフくらいまで引っ張ることにもそれ相応のメリットはあるよ、ということを言いたいだけです。

  •  ある程度は人生のイベントをこなしつつも、早めにリタイアしたい人。
  •  すぐにリタイアしようとは考えてはいないが、定年延長などで、かなり高齢まで働かされる社会には不安を覚えている人。

という方には、有効な選択肢となり得るのではないでしょうか。

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