家賃を払えなければ80歳でも働かなくてはならない。お気の毒。

 

 今日は発言小町から。

一生賃貸生活の方いますか?

基本的には子供がいても夫の転勤にはついていきたい。
単身赴任にはさせずに一緒に生活したい。というスタンスにすると決めて結婚しました。
ただ、恥ずかしいのですが老後の計画などは綿密には立てておらず、
漠然と、「60歳、70歳過ぎた後、家がないというのはどういうことなんだろう」と考えています。住宅に関する知識もありません。

 妻は夫の転勤について行くので、なかか家は買いにくい。しかし、高齢になるまで賃貸暮らしを続けていくことも不安。「一生賃貸」と決めている人はどう考えているのだろう?ということのようです。

★梅と成木川(東京都青梅市)
青梅市成木

 大体、掲示板でこの手の話題を振ると、賃貸に楽観的な方の意見が中心となります。

 このトピも例外ではないのですが、それでも「一生賃貸」という人は少なくて、特にトピの後半では、悲観的なレスが増えています。

 例えば…

一生賃貸でもいいと思ってたのですが、保証人とかが面倒になって、現実問題借りるのが難しくて、状況に押されて買いました。
少子化でどんどん空き家が増えるから買い時ではないとか、色々言われますが、結局はよく分からないです。ガラッと変わるのも50年後でしょう。

 考えてみれば、今の時点でも空家が余りまくっているわけですよ。

 にも関わらず、標準的な利便性を備えた物件で、家賃がみるみる下がってたり、高齢者が借りやすくなっていたり、という現象は聞きません。

 これは単純に需給バランスだけでは説明できない、構造的な問題があるからでしょう。恐らく相当に根深いこの問題が、近い将来、解決する方に賭けるというのは、かなり分の悪い賭けだと個人的には思うのですが、いかがでしょうか。

知り合いの80歳の高齢女性は、今もパートの仕事をしてます。
70歳前にご主人を亡くし、子供が居ないので単身の老婆です。
賃貸に住んでるので家賃を払い続けるためにパートの仕事を続けてます。
雇用主は長い付き合いで、事情を理解してるので雇用を続けてます。

 このケースもお気の毒です。

 高齢になって働くことを「社会とつながる」だの「やりがいがある」だの言って賛美する風潮がありますが、何だかんだ言っても、80歳にもなって生活のために働かなくてはいけないのは、さぞかし不安だと思います。

 このケースでは、いい雇用主がいて幸いでしたが、それでも体が動かなくなったら、リタイアせざるを得ない。そうしたらこの80歳女性はどうやって生活していくのでしょうか。

 上記の文章で気になるのは「家賃を払い続けるために」という部分です。生活が苦しいという中でも筆頭に挙がってくるのが家賃。それほど、単身年金世帯にとって、家賃の支払いというのはダメージのあるものなのでしょう。

 老後は上記のような問題が出てくるので、資金的に恵まれた世帯でない限りは、老後までのある段階(遅くともリタイア前)までに、ローン無の自宅を確保しておく方が良いのではないでしょうか、セーフティネットの意味合いで。

 そこそこ生活が送れる物件なら、資産価値なんか小さくていいので。

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