一人行動(ぼっち)はメリットたくさん!でも他人からの理解は求めるな

2019-03-28        |  

 

 今日は、ネットで見かけた次の記事について。

「一人行動=寂しい」ではないよ! 映画や旅行を一人で楽しむメリット描いた漫画に共感の声

 一人行動は「ぼっち=寂しい」と思われることもあるけれど、楽しいしメリットもいっぱいあるという漫画「一人行動する人」が共感を集めています。作者は橋本ゆのさん。

 私も一人行動が多いし好きなので、この漫画に同意する部分は多いものの、何故か共感はできないんですよね…。

 早期リタイアすると一人行動が増えるので、この漫画をネタに「一人行動」について考えてみたいと思います。

★お寺の木に咲いていたモクレン(東京都青梅市)
モクレン

この漫画について

 漫画は、ここから読めます。作者のツイッターはこちら

 全5ページ。各ページには次のような説明が付いています。

  • 一人行動にはメリットがいっぱい!
  • 一人行動は自由で思いっきり楽しめます!
  • 一人=寂しいという風潮もある
  • 「一人」を避けると「一人」では何もできない人になるかも
  • 好きなことを思う存分好きなペースでやるには一人は都合いい

 そして各ページでは、作者が「一人行動の良さ」を力説、かつ、「一人行動への風当たりの強さ」に対し不満を述べているのです。

一人行動は「都合がいい」

 この漫画で本質を突いているなと思うのは、末尾の「都合がいい」という言葉。

 そう確かに一人行動は都合がいい人に気を遣わなくてもよく、自分の裁量で自由に行動できます。そのため、旅行にせよ何にせよ、本来の目的に集中でき、最適の行動を選択できるのです。

 だから、今も昔も、私は一人での行動が好きですし、わざわざ他人を誘うのは億劫だったりします。

 例えば、会社でも昼食は一人で食べます。わざわざ連れ添って食堂に行く人達が多いのですが、食堂での彼らは、目の前の食事を片付けるのに集中しており、談笑している人などほとんどいません。全く意味不明な行動です。

 そんなとき私は、一人でチャッチャと食べちゃって、午後の仕事が始まるまで昼寝しています。

 その他、サイクリングや書店も一人。飲食店へ入るのも一人。ネットで人と繋がろうなんて考えもしない(このブログは一方通行です)。旅行へも一人で行っていました。

 しかし…

ある時「一人では寂しい」と感じた

 「一人では寂しい」と感じる瞬間がやってきました。30代後半くらいでしょうか。

 一人でいる方が「都合がいい」のは確かで、それは今に至るまで考えに変わりありません。でも「都合がいい」ことと「寂しくない」こととは別のことだ、というのは、この時初めて気づきました。どんなに都合が良くとも、一人では寂しいことがある。あるいは、今寂しくなくても、年を重ねるにつれて寂しくなっていく、ということもあり得る。

 そして、一度寂しさを感じてしまうと、一人行動がどんなに都合が良かろうとダメですね。

 私もヤキが回ったのかもしれません。

 考えてみれば、30代前半までは、いくら一人が好きとはいえ、複数人で楽しむということも、そこそこにはやっていました。しかし30代後半になると「複数人で楽しむ」というオプションが急速に困難になっていくことを悟ったのです。

 どんなに一人行動が好きであっても、それしか選択肢が無いとなると、楽しんでばかりもいられなくなったのでしょうか。

 私はこの後、結婚しました。すると、急に寂しさがなくなり、再び、一人行動を楽しめるようになりました。一人書斎に籠って数学の勉強をしたり、ブログを書いたりしています。

 「自分は一人じゃないから寂しくない」という事実が担保されているからこそ、逆に、個々の場面においては、一人行動を積極的に選択し、楽しむことができているのですね、私の場合は

「一人行動」を楽しむのに他人の理解は不要

 というわけで、私も一人行動は好きなのです。

 一人行動の良さは、他人の評価や理解など関係なく、自分が楽しめればそれでいいこと。

 だから、そのメリットを他人に話す必要は無いし、裏で「ぼっち」と言われてたとしても気にならない。

 また、前項で述べた通り、私は一人行動に寂しさを覚えた経験もあることから、「寂しくない?」と聞いてくる人の思考も分かります。一人行動のメリットを他人に説くことは、そのような反応に身を晒す可能性があることくらいは、あらかじめ想定しないといけません。

 にも関わらず、この漫画の作者は、一人行動のメリットとやらをわざわざ他人に話して、「寂しくない?」という必然の反応を引き起こし、それを不満に思って「価値観の押し売り」だなどと大袈裟に言う。

 一人行動が好きだと言う一方で、それを他人から認めてもらえない状況に不満というのは、やや矛盾しているのでは? 他人の冷たい視線が嫌なのなら、最初からそのような話はしないことです。

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