定年後も働き続けよとFPのありがた~いアドバイス

 

 ここ数日、リタイアブログを読んでいると、次の記事を取り上げている投稿が目につきます。

 勢いで「早期退職金」もらうバカの末路

 早期退職で多少退職金が上乗せされても、無職期間が長引けば、右から左に消えてしまいます。そもそも、企業側は「数年分の給料を上乗せしたとしても、おまえに65歳まで払い続けるよりは得」と判断したからこそ、退職金の上乗せを提示しています。目先の数字に踊らされ、うかうかと誘いに乗るのは禁物です。

 はい、私は、仰せの通り、早期退職金をもらうことを期待しているバカであります(詳細は、退職金が増えるので50歳で辞めることにした~早期退職コース~ を読んでね)。まぁ、ここまで挑発されたからには、何か書かねばなりますまい。

★青梅線・鳩ノ巣駅に、今も撤去されずに残る掲示版(東京都西多摩郡奥多摩町)
鳩ノ巣駅

煽ったタイトルの割には…

 この記事を読んで思ったのは、

左・吹き出し
セイル

煽ったタイトルつけてる割には、アドバイスが無難過ぎるよなぁ…

ということです。

 そりゃね、早期退職金などもらわず定年まで、いや、定年後も延々と働き続ける方が、生涯所得は増えて老後設計が堅牢になる、というのはその通りです。

 でもそんなことは、FPから言われるまでもなく自明なわけで、FPともあろう人が青筋立ててるようなタイトルつけて煽るほど、意外なことでもなんでもないですよね。

 ダイエットの記事で「食事を減らさず運動もしないバカの末路」みたいな標題をつけるようなもの、と言ったら言い過ぎでしょうか。

お金のことだけ話している方がFPとしてはラクだろうな

 人間、特に雇われ人は、年がいってくると、資金的には厳しくなることは知りつつも、このまま仕事を続けているのがいいものなのか、幸せは別の道に隠されていたりしないのか、あれこれ考えるようになってくる人も多いんじゃないかな。我々はお金だけで動いているんじゃないんだからさ。

 でもFPとしては、そういう考え方に鞭打って、

健康状態など状況が許す限り、働き続けることをおすすめします。

と言っている方がラクだよね。なんたって、ファイナンス的にはそれが正しいんだから、そう言っておけば間違いない

 でも私はそういう記事を読むと、

左・吹き出し
セイル

人間の機微が分かってないなぁ…。

と思ってしまうのです。

 この人のプロフィールを見ると、1972年生まれとあります。40代後半で私よりも若い。多分、FPとして充実した気分で仕事しているんだろうし、そういう機微を分かれ、という方が無理なのでしょうか。それとも、記事後半の「働き続けていた方がヒマでなくていい」というのが、この人にとっての機微なのかもしれません。いかにも後付の理屈っぽく私には読めますが。

 ただ素人なりに言わせてもらうと、FPって、ファイナンスのプランをしているようで、結果的に人生のプランについて助言することになっているから、その辺に深い洞察を持った人の方が適格のように思えてしまいますね。

 FPに助言を求めて、ひたすらファイナンスの側面から「定年後も夫婦で働き続けて下さい」とか言われたら、がっかりするだろうなぁ。

  • この人、「正社員夫婦が共働きすると資金面で余裕ができる」という趣旨のことも煽りを交えながら主張していて、さも当然のことを声高に言う人だなぁ、と感じています。

さて私の末路は…

 私は、(前々から計画してきたから「勢い」ではないにしても)早期退職金をもらって、とっととトンズラここうとしているバカであります。

 すると確かにこの人の言う通り、50歳でもらう早期退職金は、年金受給年齢前には消費し尽くしてしまいます。しかし、退職金以外にも蓄えは準備しているので、ただちに困ることはないだろうという、バカはバカなりの目論みというものはあります。

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