お金は貯められるが時間は貯められない

2018-12-24        |  
柚木
【小さな八幡さまの横にそびえ立つ柚子の大木(東京都青梅市)】

 

 早期リタイア志望者の関心事として、「お金」と並んでよく話題に挙がるのが「時間」です。サラリーマンをしていると、上手く時間を捻出し、有効活用するのって、とても難しいですよね。

 今回は「時間」について少し書いてみることにしましょう。

自宅が駅に近いほど大きな時間の節約になる!?

 今日、某巨大掲示板を眺めていたら、次のような書き込みがありました。

持ち家派vs賃貸派 Part.20

例えば駅徒歩15分と駅徒歩5分だと、片道あたり10分の差
往復で20分、30日で600分=10時間、×12月で120時間=5日の差が生じる
人生80年とすると400日、つまり丸一年分以上の差が生まれる

 これは、自宅が駅に近い程、毎日、通勤時間を少しずつ節約できて、最終的には大きな時間の節約になるよ、という意図で書かれたもの。

左・吹き出し
セイル

う~ん、そうなのか~

と唸りつつ、どこか違和感を感じた私でした。

 確かに駅に近ければ、それだけの差が生ずることは事実ですし、仮に連続した時間が、年間で5日分、捻出できればそれは確かに嬉しい。

 でも、毎日10分×2の時間が細切れで捻出できたとして、嬉しくないとは言わないけれども、連続しての5日分に比べたら、嬉しさは大分減ってしまうかなぁ。

  • 朝出勤前、バタバタしているとき、「あと10分欲しい!」と思うことは、たまにあるのですが、それは公衆電話をかけているときに「あと10円欲しい!」というのと同じです。緊急避難的に、10分・10円が必要になる話と、時間を有意義に使う問題とは分けて考えなくてはいけないと思うのです(例えが古くてスミマセン)。

 どうしでだろう、と考えた結果、達した結論が標題の「お金は貯められるが時間は貯められない」です。

お金の問題に置き換えると…

 上記の書き込みをもじって、次のような文章に置き換えてみましょう。

例えば自販機コーヒー150円と、スーパー格安コーヒー50円だと、1回あたり100円の差
2回で200円、30日で6000円、×12月で72,000円の差が生じる
人生80年とすると、576万円の差が生まれる

 80年間毎日コーヒーを飲むなんてありえないだろ!とか、コーヒーの価格設定がおかしい!いうのは置いといて…。

 チリも積もれば何とやら、相当な差ですよね。年間72,000円捻出できたら、それは当然に嬉しい。コーヒーを安いものに置き換えることで浮いた72,000円は、一度に使ってもいいし毎日200円ずつ使ってもいい

 お金は、時間と違って貯めることができるので、毎日200円を節約することで、数十年後には何百万もの蓄積ができ、それによって何百万のものを購入することができるのです。

時間は貯めることができない

 一方、時間はどうでしょうか。一年間毎日20分節約して、それが合計5日に達したところで、丸5日間かけて旅行に行くことなどできません

 使えるのは、片道10分刻みの無数の細かい時間だけです。各通勤時間に1回あたり10分を節約したとしても、多くは有効活用されずに、その場で直ちに消え去ってしまうことでしょう。それは時間を貯めることが出来ないからです。

 年間で合計5日分節約できるといっても、それは単なる机上の計算であって、実際には細切れの時間を活用するための特殊な技術が無いと、あまり意味が持たないものになってしまいます。

 ・・・そんな悩みを解決するのが、ドラえもんの秘密道具、時間貯金箱!(何のこっちゃ)・・・

時間貯金箱

無駄な時間を貯めておける貯金箱。「――分」「――時間」と時間を指定しながら赤いボタンを押すと一瞬でその分の時間が経過し、その分の時間を貯金をするように貯めておくことができる。時間を貯めた後に同じように時間を指定しながら青いボタンを押すと、貯金を下ろすように時間を逆戻しすることもできる。

 まあそれはともかく、言いたかったのは次のことです。

左・吹き出し
セイル

色々やりくりして、いくら細かい時間をかき集めたところで、それは一つの長い時間とは同じにならないみたいだ。長い時間を一つ生み出すのには別の発想が必要になるのかもしれないね。

 

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