「早くリタイア」したくなるのはこんな時…SEの辛さ

2018-12-12        |  
檜原村の猿
【東京都唯一の村・檜原村に行ったときに出会った猿】

 

【この記事を書いたのは12/11( 火)です】

 先ほど、会社から家に帰ってきました。

 今日は会社で面倒なことがありました。精神的にも大きなダメージです。

 趣味の合唱に行く日だったのですが、落ち込んで行く気がしなくなりました。

 こうなると、明日にでも会社を辞めたくて仕方なくなります。

 でも退職は50歳と決めているので、辞めません。歯を食いしばって頑張るだけです。

 このような面倒は時たま起こります。

 ただ、この前面接で退職を伝えたから(上司に退職を伝える……突然の面接も平静にを参照)、「面倒が起ったときの気分も少しは楽になるかな」と思っていました。

 でも精神的ダメージを受けることは以前と全く変わりません(苦笑)。

 退職まであと一年間、このような面倒はあと何回起こるのだろう?

 あと僅か一年間なのに、ゴールは遥か遠くのように思えてきます。

 フルマラソンで例えると、あと残り2キロに急な上り坂が待っているような、そんな気分です。

 …………………………………

 と、こんなグチを書いていても、読んでいる方には分かりませんよね。もう少し具体的にお話します。

私の仕事とその特性

ミスが許されないシステムの仕事

 私の仕事は、システムエンジニア(SE)です。

 システムというのはすごく繊細で、ほんの小さなのミスや見落としが、各方面に多大な影響を及ぼすことがあります。そういえば最近ありましたね、ソフトバンクの通信障害。原因を聞いてみれば、全くたわいもない話です。

ソフトバンク通信障害、問題の機器を製造したエリクソンが原因を公表

通信障害の原因とされたのは、LTE通信網のコアネットワーク内で制御信号などのやりとりを行うMME(Mobility Management Entity)内のソフトウェアで、デジタル証明書の期限が切れていたこと。これはエリクソン側のミスだという。

でも、こんなしょうもないミスの影響が世界規模に及んでしまうのですから、全く油断なりません。

 私のおもりしているシステムも、影響範囲がここまでではないにせよ、やはり慎重にも慎重を重ねなければ、ユーザーに大きな影響を及ぼしてしまうものです。

 だから、ミスが起こって、その結果システム障害が発生すれば、もうそれは大変なものです。ミスを起こした人間はしばらく立ち直れない状態に陥ります。

 そんな感じですから、仕事が終わって家に帰ってきても、

左・吹き出し
セイル

今日やったあの作業、本当に正しく行われたのだろうか。

と気になって仕方が無いこともあります。

 気になりだすと夜も眠れなくなりますから、自分が安心するために再出社して作業が正しいことを再確認したこともあります。システムが誤動作した瞬間にアウトですから、「翌日確認すればいいや」なんて呑気なこと言ってられないのです。

ヒヤリハットでも追及を受ける

 また結果的に障害には至らなくとも、作業を行った過程でミス等の望ましくない行動等があれば、それは「ヒヤリハット」として、やはり追及を受けることになります

ヒヤリハット

ヒヤリ・ハットとは、重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見をいう。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」である。

 しかし人間のすることですから、何らかのミスは必ず混在してしまうもの。特に、若干目立つシチュエーションで発生し、周囲の知るところとなってしまったヒヤリハットについては、それが発生した経緯・原因を分析し、対策まで考えて、それ専用の会議で発表して、追及を受けなければならない。

 こんなことを、やや目立つミスが発生するたびに行っているのです。

 この仕事を続けている限り、24時間365日、気が休まるときなどないのです

今日のできごと

 さて、今日の出来事ですね。いや、正式には昨晩というべきかもしれません。

 システム作業の一部は、システム動作に影響するので、ユーザーのいない夜間に実施するものがあります。

 昨晩もそのような作業があり、面倒はそこで起きました。

 とはいっても、面倒を起こしたのは私自身ではありません。私の後輩というべき人でしょうか。

 昨晩の作業の中で想定外の出来事が起こりました。まぁそのこと自体はいいのですが、そういう場合は、然るべき対応をしなくてはなりません。しかし、彼の対応には一部不備がありました。彼が夜間業務を終えて今朝帰宅して以降、彼の対応の不備が判明しました。

 結果的に障害は起こってはいないのですが、周囲から問題視されています。

 彼の先輩であり、彼を育ててきた私は、この欠陥対応に対して知らぬ顔の半兵衛を決め込むことはできません。

 まず明日、彼にヒアリングをします。その結果によって、「原因・対策をまとめ会議で追及を受けるコース」に突入するかもしれません。

早くリタイアしたくなる時

 正直、「原因・対策をまとめ会議で追及を受けるコース」は、気が病んでもおかしくないほど、精神的なダメージを負います。最終的に会議で追及が完了するまでの間、出社中のみならず、退社後も土日の間もダメージが続くのです。

 具体的には、ミスやその対策、そして追及を受けているシーン等が、いつとなく頭に思い浮かび、離れなくなってしまいます。食欲も落ちます。

 だから、このコースが発生するたび、私は早くリタイアしたくなるのです。

 そして、このコースはやや目立つミスが起こるたびに発生する訳ですから、時には立て続けのこともあります。そういう場合は、本当に気が病んでしまっているかもしれません。

 そういえば前回、次のようなことを書きましたが、辛いことの代表的な一つとしてこの「コース」がありますね。

「飲み会」に参加しないのは50歳退職まで持たせるため

 しかし、社内で色々と辛いことが重なり、精神的に疲労が溜ってきます。50歳での早期リタイアを決心したのはいいですが、出社して仕事するのがやっと…という状態になりました。

 まぁ、最近は私自身のミスではなく、後輩の彼の関係でこのコースに突入していくことがほとんどです(ミスを起こした張本人よりも、その先輩である私の方が、気を揉んでいるような気もしてしまいます)。

 とにかく「少しのミスも許さない」という雰囲気の職場は、例え業務上必要なものであるにせよ、そこで働く者に対して、非人間的な環境を強いることになります。

 でもこの年齢だと「退職して、もう少し人間的な職場に再就職」なんて訳にもいかないので、結局、あと一年はこの環境に身を置いて、十分な資金を貯めるしかないのです。本当に辛いです。

 

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